准看護師の方々への進学支援
准看護師の方々の進学を支援します
令和7年度 准看護師進学支援交流会
看護師職能委員会Tでは、県内で働く准看護師又は准看護師を目指している学生の進学を支援する目的で下記のような交流会を開催しました。
| 日時 | 令和 7年 6月28日(土) 10:00〜15:30 |
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| 場所 | 静岡県看護協会研修室 エスパティオ3階 |
| 対象者 | 県内で働く准看護師 |
| 内容 |
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| 詳細 | こちらをクリックしてください |
准看護師進学修学金支援貸与
静岡県看護協会(静岡県看護協会ホームページ「会員の特典」)、日本看護協会(日本看護協会ホームページ)、静岡県健康福祉部医療健康局地域医療課、それぞれに修学金支援貸与の制度があります。
近隣学校の案内(看護師通信制2年課程学校案内)
詳細は教育・養成機関一覧ページより各学校のホームページをご覧ください。
准看護師から正看護師への挑戦
静岡市立清水病院 藤井 明美
私は 准看護師として20年間市内の病院で勤務しました。
入職した当時は、准看護師も数人いて正看護師と同じように業務をこなしており、スタッフ同士も仲が良く何の違和感も感じずに働いていました。
准看護師廃止論の影響もあり准看護師養成校が減少し、勤務していた病院でも准看護師は少なくなり環境の変化を感じました。患者の疾患や検査・手術・術後の経過などわからないことがあっても、日々の忙しさに追われて、そのままにしてしまい漠然と業務をこなすだけの毎日でした。
准看護師とはいえ勤務年数が長くなり、委員会活動や任せられることも増え、新人指導を任せられることも多くありました。准看護師の自分が、新人の正看護師に指導していいのか?と葛藤がありました。検査や疾患など、わからないことはテキストで勉強したり、医師や検査技師に教えてもらい知識を増やそうと努力を重ねていくうちに、進学に興味を持つようになりました。しかし、人手不足もあり、なかなか上司にも相談できず、進学を考え始めてから2年経ち、ようやく決心し、家族に相談し環境を整え受験をしました。
静岡から新幹線で通学する不安もありましたが、入学すると自分と同じような体験をしている仲間が全国から多く集まり、共感できる部分もあり、すぐに親しくなれました。2年目には新型コロナの感染拡大で登校制限があり、オンラインでの授業となり紙上事例の課題は先生や仲間に会えず、相談もできず孤独な環境での学びとなりました。交代勤務の仕事、家事をしながらの勉強は、時間がなく挫折しそうになることもありました。そのような時は仲間とLINEなどで相談し、時には合流して一緒に勉強をしました。
また、近くにいる家族が応援してくれることも大きな励みとなり、私は看護師国家資格試験に合格することができました。
正看護師になって今感じていることは、准看護師養成校よりも学べることが豊富にあり、自分自身の知識が増えたと同時に、アセスメントする力がついたような気がします。
私は合格後、転職したので慣れない環境の中、新しい仲間との出会いや覚える業務も多く、数年経った今でも学ぶことはたくさんあります。しかし、進学という大きな挑戦を乗り越えた自信と、家族・仲間とともに健闘し学んだ知識をこれからに活かして頑張りたいと思います。
今後も自分らしい看護を追求し、専門知識や看護技術の学びを継続していき、患者に寄り添い、患者や家族に信頼される看護師として成長していきたいです。
菊川市立総合病院 野上 芳実
私は高校の衛生看護科を卒業し奨学資金制度を利用して関西へ准看護師として就職しました。進学したい気持ちを持ち続けながら結婚や出産などプライベートなイベントが多忙な20代前半を過ごしていました。夫の転勤で静岡へ移住することになり、頼れる親族がいない中、子育てに追われながら准看護師として正規職員で働き続けていました。しかし、准看護師では就職先の選択肢が狭まることや給料面、自身の知識不足などを実感させられる場面も多く「看護師だったらな。」と看護師へのあこがれを持ち続けていました。
看護師取得のための進学先として、全日制・定時制・通信制がありましたが、金額や時間を考慮して通信制の選択肢を視野に考えていました。当時は通信制看護学校の入学条件として実務経験10年以上と規定がありました。
月日がたち、子供たちの成長や通信制看護学校への入学要件である10年が経過しました。通信制看護学校の選択肢としては、通勤のしやすさやカリキュラム内容を考え、愛知県にある弥富看護学校に進学しました。入学前に放送大学で必要な単位を取得していたため、入学時には学校の課題だけに取り組むことができました。2年間で必要な単位を取得する必要があるため、課題レポートやスクリーニング授業など目まぐるしく月日が過ぎていきました。正規職員として仕事も続け、子育てもしながらでしたが、学校の同期も同様な境遇なため支えあい相談にのってもらいました。先生方も親身に個別に対応してくださったおかげで卒業することができました。第106回看護師国家試験を受けましたが、惜しくも1点で不合格となってしまいました。人生で一番ショックな出来事でしたが、同期や先生方の手厚いサポートで翌年、見事合格しました。
看護師としての責務の重さもありますが、学習してきた専門的知識を活かし実践することで自己成長へも繋がり、日々やりがいを感じながら働くことができています。
少しでも進学したいと考えている方はぜひチャレンジしてみてください