会長の部屋
2025/10/29
看看連携 東部地区大会に参加しました
看看連携 東部地区大会に参加しました
10月25日(土)にプラザヴェルデで開催されました。
東部地区を中心に90名の看護職の皆さんが参加しました。
テーマは「繋げよう!みんなで支える独居高齢者の暮らし」
なんと、今の社会情勢をみごとに反映したテーマです!!
現場で「何とかしたい」という思いをもった人たちで、会場は熱気とやる気に包まれていました。
それもそのはず、静岡県内は65歳以上の人がいる世帯の割合は46%、そのうち約20%の人が一人で暮らしています。
このような現状がありまして、今回ご登壇頂いた先生はお二人です。
社会福祉法人三島市社会福祉協議会の野口先生と、磐田市立総合病院の増田先生です。
野口先生は「高齢者が安心して暮らすことのできるまちづくり」を、
増田先生は「疎遠・絶縁・身寄りなし孤立・孤独に無縁社会 支援困難時代到来?〜総ぼっち化で困るのは誰〜」
と題してご講演いただきました。
聞いたことはある程度だった「成年後見人制度」のことや、
「後見人をひとりぼっちにしない支援機能のこと」などを教えていただきました。
また、増田先生からは、今後増えていくであろうキーパーソンが不在の状況への対応についてどうするか?の家族がいることが前提の社会システムの課題に警鐘を鳴らしつつ、それでも「おひとりさまを支える」ための方策について、ご提案いただきました。
地区別で構成されたグループワークでは「現状困っていることと対応「講演を聴いて自分に何ができるか」「自分の病院・訪問看護ST・地域行政との連携」について検討しました。
それぞれの地区で既に取り組んでいることもあり、「つながっていくこと」の重要性を再確認しました。
一方では、行政の使い方が分からないなどの質問があり、地域の保健師さんが答えるなど、
これからにつながる有意義な会でした。
誰にも迷惑をかけないで、健康で過ごすこと!これが大切です。
東部地区支部の皆さん、ありがとうございました。