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2025/03/21

訪問看護ステーション研修

皆さん、こんにちは。
あっという間に年度末ですね。

毎年この時期は、なぜか焦る毎日・・・皆さんはいかがですか??
前回の投稿から少し空いてしまいましたが、今日は久々(?)にご報告です。

私、3月13日、14日の2日間、沼津市の「聖隷訪問看護ステーション千本」さんで研修させていただきました。
「看護小規模多機能型居宅介護事業所せいれい緑町」も見学させていただきました。
初心者の私を所長さんはじめ、皆さんに快く受け入れていただき、訪問に同行させていただきました。
そして、「希望される地域や在宅でその人らしく過ごすことができるように、
質の高いケアマネジメントを看護師が提供します。」と掲げた運営方針がしっかりとスタッフの皆さんに
浸透していることが理解できました。
「どんなに難しいケースもお断りしません。」スタッフさんの言葉です。
なるほど、訪問させていただいたご利用者様はどなたも、医療依存度が高い方々。
身体の一部として人工呼吸器や人工心肺に頼りながらも自分らしい生活を送られている。
発声こそできないが、その表情と身振り手振りで十分コミュニケーションがとれる関係性。
沼津から東京は通院圏内だとか・・・。
東京の大学病院で手術を受けて沼津のご自宅で療養を続けておられる方、
「困った時はいつでも来てくれるから安心してます。」
当たり前だけど、高齢者だけではない、全世代の方が利用していらっしゃる。
契約時間の30分や1時間の中で最大で最高のケアを提供する。
では、どこで、どんな風に彼女たちは難しいケースに対して「自分事として向き合えるのか」。
昼食を共にしながら聞いてみた。
「勉強会への参加と他の人の知識と技術のリスペクトですかね。」
「教材も動画とか参考にしながら。」
「こういうお昼の時間とか大切です。」たしかに、ずっとケアのことを話している・・・・
「行ってきまーす」ってここ出た瞬間、シミュレーションしながら向かいますから(笑)
すごい醍醐味を見せていただいたし、聞かせていただきました。
「訪問看護をもっと信頼して希望する人は在宅へ戻してください。」
以前、病院と訪問看護の出向事業報告会の際に発言されたことの意味を改めて実感しました。
看多機の櫻井所長、訪問看護ステーションの宇佐美所長、スタッフの皆さまありがとうございました。

今年6月から静岡県訪問看護ステーション協議会も担当させてただく予定です。
研鑽を積みながら頑張ります。



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