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2024/12/09

令和6年度「住み慣れた磐田・森で暮らす」を考える住民の交流会

令和6年度「住み慣れた磐田・森で暮らす」を考える住民の交流会に参加しました。

12月7日(土)に磐田市・森町の看護とみんながつながる会主催で開催されました。
地域住民の皆さまや医療・福祉関係の皆さまなど80名以上が
「磐田市民文化会館(かたりあ)」へ集合しました。
実は磐田市では、
認知症高齢者への対応について磐田市内の主任ケアマネ有志の皆さんで啓発活動をされているそうです。
その名も「七福人」⇒7人の福祉に携わる人という意味だそうです。
七福人の皆さんの見事な演技に開場は大盛り上がりでした。

寸劇による事例提供のタイトルは「浦島太郎が入院したら、認知症になっちゃった!」
ストーリーは、「亀を助けた浦島太郎さんが竜宮城に行って100年後に戻って来たのですが、
高齢のため海水を飲み込んで誤嚥性肺炎で入院。その後認知症になって家族が困っている。」といった内容です。

グループワークでは「認知症になった浦島太郎さんのかかわり」を考えてみます。
浦島さんが自宅でテレビを観てごロゴロしていてフレイルが心配な場合、
コンビニでお寿司を盗んだことを見つけた場合など、
あるあるの場面が想定されていました。
そして、発表者は実際に浦島太郎さんに声をかけてみて浦島さんの気持ちが動いて行動ができればOKです。

認知症の浦島さんに接するとき気をつけることは
「3つのない」・驚かせない・自尊心を傷つけない・急がせない 
この接し方を意識して皆さんが浦島さんに接していきます。
この「3つのない」と困ったときは「地域包括支援センターに行くだに〜」は、
支え合うまちづくりを目指すうえで参考になりました。
しかも、寸劇は終始「遠州弁」で地元の皆さんにはなじみ深く、
ストーリーにス〜ッと入って行けたのではないでしょうか。

認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの実際を見学できました。

磐田市の底力を見せていただきました。ありがとうございました。



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