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2024/11/21

[医療と介護の上手な利用]シンポジウム 

皆さま、こんにちは。

急に寒くなりましたね。すごく寒いと感じるのですが気温は「平年並み」だとか・・・
寒暖差が大きくて慣れるのに大変ですね
体調など崩さないようにご自愛ください。

さて、先週土曜日に「医療と介護の上手な利用」(三島市)に参加しました。
一般向けの医療と介護の総合的な確保に向けてのシンポジウムです。
主催の静岡県医療と介護シンポジウム実行委員会(地域住民有志)の皆さんは、
このシンポジウム開催の意図について
「高齢化が進むこの静岡県で安心して住み続けていくためには、医療や介護関係者だけでなく、
私たち住民も、地域の医療事情に関心をもち考えることが必要です。」と仰っておられます。
昨年に引き続き参加しましたが、住民の皆様の熱意が感じられる会で、楽しく参加させていただいてます。

今回は、第一部 浜松医科大学医学部地域医療学講座特任教授の吉野篤人先生の
基調講演「災害からいのちを守るために私たちができることは?」と題して、
災害医療の基本原則CSCA TTT、特にTreatment(処置)では、医療に頼らず、
住民の人たちができる方法を具体的に教示されました。
さらに、避難生活に必要な「TKB48」の話しT=トイレ K=キッチン(食事) B=ベッドを
48時間以内に整備したいということ、そして、誰かに頼るのではなく自らが動くことの重要性
(自分のスイッチ周りのスイッチを入れる)を感じて、実際に行動に移すことができる内容でした。

第二部は、「みんなで考えよう!安心・安全に暮らすために」をテーマにパネルディスカッションでした。
「医療・ケアの自己選択」「災害対策は平時の備えが大切」「限られた医療資源の有効活用」をテーマに
したディスカッションに参加された方々は、自分事として聞き入っていました。

今、地域住民の皆さんが中心となって、
県内各地で研修会を開催するなどして地域住民の方々に「学び」や「体験」を提供しています。

私たちも、平時から地域住民の皆さまと顔が見える関係を作ることで災害に強い地域になること間違いなしですね。



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