組織図・役員のご挨拶
会長挨拶

人々の元気を創るライフサポーターとしての役割を果たす
〜災害発生時に備えた基盤づくりで人々をまもる〜
静岡県看護協会のホームページへアクセスくださいましてありがとうございます。
静岡県看護協会会長の松本でございます。
日頃より本会事業の運営につきましては会員の皆様のご理解とご支援を賜り心より感謝申し上げます。
さて、令和6年は元旦に能登半島地震が発生し大きな被害となりました。また、8月には日向灘でM7.1、宮崎県日南市で最大震度6弱の地震が発生し、初の「南海トラフ地震臨時情報」が発表されました。さらに連続して発生した台風による多くの被害が報告されました。このように災害はいつ、どこの地域で発生するのかは予測ができず、各地域で災害に対応できる体制整備は不可欠です。本会においても、災害支援ナースとして活動した看護職の交流会を開催し、課題を共有しました。さらに、災害支援ナースの派遣調整に係る協定を県と締結しました。このことにより、「災害・感染症医療業務従事者」に位置付けられた災害支援ナースは、災害救助法・改正感染症法に基づき、派遣に係る実費を公的に負担し、災害支援ナースに係る業務を「医療機関における業務」として、安定的かつ安心して実施できる環境が整備されました。また、本会では「救護所における看護職活動ポケットガイド」を作成しました。これまで、「人々の健康な生活の実現に貢献する」と掲げた理念のもと、地域の行政や関係機関の協力を得て救護所で活躍できる看護職の育成と登録制度に取り組んでまいりました。完成したポケットガイドには救護所で活動するための準備段階から必要な内容が網羅されています。必要事項を記載した上で携帯して役立てて頂きたいと思います。
このように災害発生時に備えた危機管理体制の他、看護の質向上を目指した生涯学習支援や働きやすい環境づくり、職業発展のために様々な事業に取り組みます。医療の進化や社会の変化に伴い、私たちの役割や責任も大きく変わってきています。人口減少時代に入ったとしてもより良い看護の実践や、専門性の向上を目指すといった本会の使命に基づき、看護職能団体としての責務を果たしてまいります。
さらに、皆様の安心・安全を第一に考え、看護職を取り巻く様々な課題解決に向けて日本看護協会および関係団体や静岡県行政と連携して取り組んでまいります。
結びに、人々・地域に最も近い存在であり、人々の命と暮らしを守る専門職として、県民の皆様のニーズにお応えするべく活動を続けてまいります。
引き続き、皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和7年6月吉日
組織図
令和7年4月1日
決議機関

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