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2024/01/04

2024年 新年のご挨拶

2024年 新年のご挨拶

1月1日午後4時10分頃に発生しました
「令和6年能登半島地震」において被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます。
余震も多く続いている中、寒くて心細い夜をお過ごしのことと思います。
今も多くの方々や現地の看護職の仲間が直面した災害と闘っています。
どうかどうか、無事でありますように祈っております。

さて、静岡県看護協会会員の皆様には、旧年中は本会事業に多大なるご支援、
ご協力を賜りましたことを心から感謝申し上げます。
今年は辰年です。これまで努力してきたことが実を結んで成就する年になるそうです。
明るい話題が多い年になりますようにと願いましたが、厳しい状況の幕開けでした。
そのような中ですが、被災地に思いを馳せながら、
今、自分たちができることに精一杯取り組んでいきましょう。

今年の箱根駅伝第100回大会で見事に優勝した青山学院大学の原監督の
「負けてたまるか!大作戦」には感服しました。
本年も、此処「会長の部屋」から本会事業の取り組みや所感を含めて、
可能な限りタイムリーに情報を発信していきます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

さて、昨年は「看護師等の確保を促進する基本的な指針」が
実に約30年ぶりに初めて改定されました。
コロナ禍を経て、あらゆる場における看護職の必要性が改めて明確になり、
社会を支えるために看護職の確保推進の必要性が認識されました。
コロナ禍における看護職の活躍が行政を大きく動かしたのです。
今後はこの指針を基に取り組みを進めていくことが必要です。

次に、本会においては、昨年4月に感染管理認定看護師B課程が開講しました。
皆様に支えていただきまして、この春、1期生を送り出します。
また、県行政との連携のもと、県内で働く特定行為研修修了者への支援、
普及活動も積極的に行いました。
さらに今後は特定行為研修修了者の活動の可視化についても取り組みます。
そして2040年を見据え、ジェネラリストの資質向上が求められています。
そこで、「重症化予防に対応できる看護職の育成」や
「臨床判断能力の高い看護職の育成」などの
研修を企画しております。ぜひ、多くの方の参加をお待ちしております。
ヘルシーワークプレイスの推進については、
引き続き看護職等の確保と定着対策に取り組みます。
人生100年時代といわれる中、
定年退職後も看護職のキャリアを活かして社会に貢献できるプラチナナースの活用や
看護補助者の確保と教育が必要であると考え、
看護師と看護補助者のタスクシフト・タスクシェアにつながるような対策を
講じていきます。

静岡県看護協会は看護職を支援する職能団体として役職員一丸となって、
その役割を果たしていく所存です。
本年もご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします



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