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2023/11/21

全国重症心身障害児(者)を守る会 第33回東海・北陸ブロック大会に参加しました

皆さん、こんにちは。
紅葉がきれいな時期になりましたね。
この季節を楽しんでいらっしゃいますか?

今日は、11月18日(土)全国重症心身障害児(者)を守る会 第33回東海・北陸ブロック大会に
参加させていただいたので、そのご報告をしたいと思います。

テーマは「豊かに生きる、そんな居場所を考えたい」
「未来につなげる コロナ禍で得たもの 失ったもの」と題して、
社会福祉法人みなと舎 ライフゆう 施設長/医師の水口浩一先生による基調講演と
「豊かに生きる、そんな居場所を考えたい」をテーマにシンポジウムが繰り広げられました。

水口先生の施設みなと舎のコンセプトは「メンバーさんの生活の場所」、
病院ぽくない家のような入所施設を目指した数々の取り組みの紹介がありました。
例えば利用者さんではなくメンバーさん、メンバーさんもスタッフさんもみんな私服。
メンバーさんの「よりよい人生の実現」は施設だけでは実現できないから地域の人々との新しい交流を通して
未来への推進力としていくなどなど。ここには書ききれない程の多くの内容があり、
そのどれもがメンバーさんだけでなく、地域の人々の暮らしを支える活動になっているのです。
誰もが豊かに生きることに繋がるのですね。

次に、シンポジウムのコーディネーターは、
本会の「静岡県医療的ケア児等支援センター」アドバイザーの小林不二也氏です。
シンポジウムの中で、本会の取り組みなどについて触れていただきました。
ありがとうございました。

コロナ禍を経て、感染症対策と社会生活の維持をどう両立させていくのかを深く考える機会を得たことから
今回のテーマが生まれたこと、そして、毎年のように起こる災害にも備える必要があるとして、
それぞれの立場でこれからの重症児者の生活を豊かに保つために、また、重症児者の自己実現が叶う居場所を
つくるための方法を、平時のいま考えたいという趣旨で開催されました。


https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1359267.html


大会の模様は、静岡新聞に掲載されました。
親御さんの高齢化により家族の支援が失われることがあっても、社会が支えるようにするためにはどうしたら良いか、
真剣に考え様々な立場からの助言があり、力強く前進する大会でした。




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