公益社団法人 静岡県看護協会

特定行為研修修了者地区別研修会（東部地区）を開催しました。

本会では、特定行為研修修了者が、組織ビジョンを受けて、より輝いて活躍することを目的として県内で働く特定行為研修修了者、受講希望者、看護管理者の皆さんを対象とした特定行為研修修了者研修会を地区別で開催しています。
今回は「東部地区」で開催しました。

特定行為研修が制度化されて8年ほどが経過しました。
静岡県内の研修修了者は、177名です。
2040年に向けた高齢者の増加、人口減少により医療ニーズの増大とマンパワーの確保や医療従事者の働き方改革に伴う対応が同時に必要になることを踏まえますと、引き続き、医師の判断を待たずに手順書により一定の診療の補助を行う看護師の活躍が求められることはいうまでもありません。

特定行為研修修了看護師の活躍を支援する上で大切なことは以下の４点です。
・看護師がその専門性をさらに発揮し、患者中心のより質の高い医療を提供するための契機にするんだというベクトルを合わせて取り組むこと
・同じ景色をみること
・それぞれがwin-winの関係になるように調整すること
・評価をしながら進めること　　

今回の研修は、看護管理者と特定行為研修修了看護師からの実践報告と、参加の交流、意見交換、そして、アクションプランの作成へと進めます。管理者は自施設の使命に基づいた構想づくり、活用ビジョンを、修了者は活動ビジョンを明確にします。
具体的方策が分かって実践です。（このサイクルがとても大切。）
今回、東部地区から14施設、29名の皆さんが参加されました。
さあ、ここから、ベクトルを合わせて進めていきましょう。