公益社団法人 静岡県看護協会

皆様　こんにちは。
猛暑日が続いた夏でしたが、ようやく秋らしい気候になってきましたね。
体調など崩されてはいませんか？

さて、9月1日日本災害看護学会第２５回組織会員会と、9月2日、３日第25回日本災害看護学会（会場：姫路市文化コンベンションセンター）に参加しましたので、要点をご報告します。
約10万人が犠牲になった関東大震災から今年で100年を迎えました。
阪神淡路大震災の教訓を受けて、初代理事長の南裕子先生を中心に立ち上がったこの学会は25回目を迎えました。
今回の学会が伝えたことは以下の4点です。

1. 想定外の大地震の原因候補を見つける
2. 津波は早く避難すれば助かる場合が多い
3. 相転移災害は社会災害であるから事前に被害を減らす
4. 事前復興計画を立てておく

今心配している南海トラフ巨大地震や首都直下地震という国難災害が起これば、それがきっかけとなって国自体が衰退してしまいます。
それを防ぐためにも、私たちは、静岡県内で、またはその地域で起こりうる被災状況に関する共有認識を持ち、役割分担を事前に合意したうえでその時に備える必要があります。

静岡県看護協会は、本学会の組織会員として、組織会員間の情報共有と相互啓発推進のために尽力していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご意見、ご感想などありましたら、何なりとお寄せください。

2023年9月　静岡県看護協会　松本志保子　
　　　E-mail:s.matsumoto@za.tnc.ne.jp